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アフロディテ
Aphrodite
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名前は「泡から生まれた女神」を意味し、豊穣、生殖、愛の神とされる。
ホメロスの叙事詩・イリアスには、ゼウスと、ゼウスの姉であるディオネの娘とされているが、ヘシオドスの「神統記」にはガイアとウラノスから生まれた子供のうち、ウラノスがキュクロプスやヘカトンケイルの醜い容姿を嫌い、タルタロスに閉じ込めたことに激怒したガイアが、息子のクロノスと結託し、アダマントでできた鎌を使い、ウラノスの男性器を切り落とし、海に投げた際に発生した泡から生まれたとされている。
ゼウスの命令により、ヘパイストスとの結婚するが、結婚後も軍神・アレスとの間に、愛の神・エロス、フォボス、ダイモス、ハルモニア、ハルモニア、また、ヘルメスとの間にヘルマプロディトスを生み、愛人として人間のアドニスを自分のもとで庇護している。
また、アレスとの密会の際は、アレクトリュオンを見張りに立たせていた。
古代ギリシアでは金星を「アフロディテの星」と呼ぶようになり、アフロディテがローマ神話に取り込まれた際に「ウェヌス(Venus)」と呼ばれるようになり、現在、英語では金星を「ヴィーナス」と発音する語源となった。
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