サイトの作り方

アクセスアップするための対策

2009/02/03 2022/04/08

この記事は執筆されてから14年が経過しています。

WEBサイトの開設した直後は、どのWEBサイトからもリンクがされておらず、また検索サイトに表示されません。

オンラインショップの場合、一般的に告知活動に広告、口コミなどの手法が存在しますが、Amazonなどの大量の商品を取り扱うオンラインショップでは多くのユーザを取り込み、また個人規模で経営されるオンラインショップも多数存在するため、検索サイトで上位に表示されることが重要となります。

検索エンジン最適化

検索エンジン最適化とはSEO(Search Engine Optimization)とも呼ばれ、検索サイトの検索結果に上位に表示させるための技術や手法を意味し、検索サイトの検索結果を分析することで上位表示が可能とされています。

同一の単語で検索をしても検索サイトによりアルゴリズムが異なるため上位に表示させるための確実な技術はなく、また検索エンジンスパムとされるWEBサイト、不正なWEBサイトの上位表示を防ぐためアルゴリズムが高度化、プログラムの修正が繰り返されており、検索結果は常に変動します。

検索サイトに登録する

WEBサイトは多くのWEBサイトからリンクされることで高い評価(以下、リンクポピュラリティが得られるため、検索サイトで上位に表示させる検索サイト対策の1つとして利用されています。

リンクポピュラリティとは運営中のWEBサイトに対して異なるドメインのWEBサイトからリンクされている数、リンク先のWEBサイトの質などによって、検索エンジンがWEBサイトを評価をする手法です。GoolgeではPage Rankとも呼ばれています。

登録料金が必要になるYahoo、Yomi-Searchによって中小企業、個人などによって運営されるWEBサイトを含め、数百を超える検索サイトが存在します。

小規模、中規模検索サイトには玩具、雑貨、アクセサリなど特定の内容に特化したWEBサイトの登録を行っている検索サイトも多数存在し、それらの検索サイトに登録する、または月額数千円程度でバナー、テキスト広告が掲載できるため、ユーザの誘導が効果的に行えます。

  1. Yahooに登録する

    日本ではYahoo!の利用者数が多く、検索サイト最適化のためYahoo!のディレクトリ検索に登録することはアクセスアップの1つの条件とされています。個人サイトの場合は無料ですが、商用サイトの場合は52,500円の登録料金が必要となります。

相互リンクを依頼する

相互リンクとは異なる2つのWEBサイトで相互にリンクを設定することで、リンクポピュラリティを向上させる効果があるとされています。Googleの場合、Google Page Rankの高いWEBサイトからリンクされることで短期間でもPage Rankを取得することが可能です。

しかし、コンテンツ内容が有益でないと判断されたWEBサイト、Wikipediaなどで公開されている文章の複製のみで構成されるWEBサイト、運営中のWEBサイトと関連性の低いWEBサイト、検索サイトから何らかのペナルティを受けているWEBサイトなどとのリンクは運営するWEBサイトのリンクポピュラリティを低下させることになるとされています。

検索サイト最適化ツールを利用する

WEBサイトを運営する上で、定期的にGoogle、Yahooでどのような単語何位に表示されているかなどを把握しておく必要がありますが、常にアルゴリズムが変更されるため、手間と労力を必要とします。

  • 対象とする単語での検索順位
  • 対象とする単語での検索結果数
  • Google Page Rank
  • 対象とする単語の出現率
  • 最終更新日
  • 無更新時間
  • ドメイン取得日
  • ドメイン取得からの経過日数

など複数の項目を同時に分析し、結果を表示してくれる株式会社Axisが提供するPythagoras株式会社FC2が提供するFC2アクセス解析などのサービスが存在します。掲載されている文章、レイアウトなどを最適化することでアクセス数が増加することがあり、WEBサイトを運営するための強力なツールとなります。

ドメインについて

取得して日数が経過していないドメインは、WEBサイトの内容が充実されていても、検索結果の上位に表示されにくく、取得されて期間が経過しているドメインは上位に表示されやすいと考えられています。

また、ドメインは一意で希望するドメインが数日前には登録可能でも、数日後には取得できない場合があるため、ドメインは事前に取得しておくことをオススメします。

Google AdSense

Google AdSenseを掲載することで広告をクリックされることで発生する紹介料以外に、広告が設置されたページはGoogleの検索用データベースに登録されやすいとされています。

Google AdSenseはWEBサイトの内容に合わせた広告を表示するため、雑貨を販売するオンラインショップの場合、雑貨、または雑貨を販売する店舗、オンラインショップに関する広告が表示される確率が高くなり、広告をクリックすることによってユーザが別のオンラインショップに移動する可能性があります。

また、最近では「不労収入1ヶ月、100万円!」などと書かれた情報商材系の広告の表示が目立ち、Google AdSenseが外部プログラムによる提供されており閲覧中のWEBサイトとは関係がないと、気がつかないユーザなどにはWEBサイトそのものの信頼性を低下させる恐れがあります。

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Crownfrog

2024年で、Webサイトの制作に従事して20年になる「インターネット老人会」の会員です。NIFTY-Serve、ISDNはじめちゃん、個人サイト、ウェブリング、前略プロフィール、mixiは一通り経験しております。

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