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捨て看板について

2007/10/18 2022/04/08

この記事は執筆されてから15年が経過しています。

捨て看板とは「捨てられてもいい看板」を意味しており電信柱などに立てかける、または針金を使い縛り付けて使用(巻き看板)する広告のことで、ステカンとも呼ばれます。

低価格で制作でき、約30m間隔に設けられた電信柱に設置することで誘導性、視認性などが高くなることから不動産業者、性風俗業者、金融業者などが設置するケースが多く見られます。しかし、ほとんどの捨て看板は都道府県条例などに違反した違法広告です。

目立つ事を目的として原色を多用し無差別に設置されるため景観が損なわれ、設置に利用する針金などで怪我をする可能性があります。

2005年に中学生がガードレールに付いた鋭利な金属片で怪我をする事故が発生し、当初はイタズラと考えられていましたが、その後日本全国のガードレールから同様の金属片が発見されました。

その後の調査から金属片は捨て看板のストッパーが外れ残ったものではないかと考えられています。

また、告知期間終了後に取り外す業者もいますが、ほとんどの捨て看板は設置後放置されており、屋外広告物条例や捨て看板防止条例(東京都羽村市、八王子市)など様々な対策が実施されていますが、具体的な成果を上げるに至っていません。

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Crownfrog

2024年で、Webサイトの制作に従事して20年になる「インターネット老人会」の会員です。NIFTY-Serve、ISDNはじめちゃん、個人サイト、ウェブリング、前略プロフィール、mixiは一通り経験しております。

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