サイトの作り方

ユーザ視点のSEOを意識する

2007/07/04 2022/04/08

この記事は執筆されてから16年が経過しています。

近年、検索サイトに表示されないWEBサイトは存在しないことに等しいとされ、現在行われている様々なSEO技術はGoogleやYahooなどの検索エンジン視点からの対策になりつつあります。

現在も検索エンジン対策会社(以降、SEO会社)では各社独自の技術で得た検索サイトのアルゴリズムを解析し、各検索サイトの上位に表示されるSEOを施し続けています。特にリンクファームなど検索エンジンスパムと判断された場合、Googleでは検索結果に表示しないなどの厳しい対応を取っています。

2006年3月にはインターネット広告代理店のサイバーエージェント(以降、CA)が同社運営のECナビ、eキャッシングネット、メルマ、クレジットカードカード比較ドットコムなどのWEBサイトが検索結果に表示されない処置が施されました。

その後CA側がリンク部分を削除するなどの対応を行ったため、現在では表示されています。

一部のSEO会社やWEBサイト制作会社ではクライアントが知らないままリンクファームなどに追加することがあるため、SEO会社が検索結果から表示されなくなった場合、クライアントのWEBサイトも同様の対策を受ける可能性があります。

ナチュラルSEO

最近、ナチュラルSEOと呼ばれる技術が考えられています。ナチュラル(Natural)とは英語で「自然のままに」を意味しており、HTMLタグの持つ意味や構造を無視することなく、特定のタHTMLグを乱発することがないシンプルソースを心がけるなど検索サイト視点から一旦離れ、ユーザが求めている情報掲載に重視するユーザ視点からのSEOを意味します。

TableタグによりHTMLコーディングからCSSをベースとしたHTMLコーディングに変わったことで、よりソースをシンプルにすることが可能になりました。ある日突然、検索サイトのアルゴリズムを変更されたことですると検索結果の上位から消えるといった問題も意識することなく、シンプルで分かりやすいWEBサイトを制作することが大切です。

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Crownfrog

2024年で、Webサイトの制作に従事して20年になる「インターネット老人会」の会員です。NIFTY-Serve、ISDNはじめちゃん、個人サイト、ウェブリング、前略プロフィール、mixiは一通り経験しております。

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