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パワーストーンの浄化方法

2024/11/30
パワーストーンの浄化方法のイメージ写真です / A young woman carefully holds a selection of vibrant gemstones as they reflect the soft sunlight.

パワーストーンとは、見た目の美しさなどから、古代から何かしらの力やエネルギーを持っていると信じられ利用されてきた自然界で産出される鉱石の相性です。

また、鉱石だけではなく、琥珀、真珠など、生物や古代の植物の樹液が化石化したものも含まれます。パワーストーンの効果を最大限に引き出すためには「浄化をする」ことが重要だとされています。

パワーストーンの浄化にはどのような方法があるのか考えてみたいと思います。

パワーストーンを浄化する理由

パワーストーンを浄化する目的は、

  • 初めて入手した際に、エネルギーをリセットする
  • 汚れを落とし、邪気を払う
  • 石の疲れを取り、エネルギーを復活させる

の3点が考えられます。パワーストーンの浄化は必須ではありませんが「軽くなってきた気がする」「艶がなくなってきた気がする」と感じたときは、浄化のタイミングと言えるでしょう。パワーストーンは身につけていると様々なエネルギーを吸収すると考えられ、浄化によってエネルギーがリセットされ、パワーストーンが持つとされるエネルギーを最大限に引き出すことができます。

浄化方法には「水で洗う」「月光浴で清める」「煙で清める」「音で浄化する」「土に埋める」など様々な方法がありますが、パワーストーンごとに浄化方法が異なっています。浄化をする前にパワーストーンのエネルギー、性質を確認するようにしましょう。

なお、科学的な視点では、パワーストーンの効果、浄化による物理的な効果は疑問視されていますが、所有者がパワーストーンの効果を信じ、「浄化をした」と認識することで心理的な効果を与え、物事が良い方向に向かう可能性があります。

パワーストーンの浄化方法

水による浄化

「水による浄化」とは、水で石を洗い流す方法です。洗い流す以外に塩水に浸けることで浄化する方法もありますが、ラピスラズリ、ターコイズなどは塩水に弱い性質を持つため、浄化を行う前に確認するようにしましょう。また、水道水より、自然のエネルギーが凝縮されていると信じられている湧き水など天然の流水の方が浄化効果が高いとされています。

月光浴による浄化

「月光浴による浄化」とは、満月の夜にパワーストーンに月光を浴びせることで浄化する方法です。窓際にパワーストーンを一晩中置いておくことで浄化できますが、雨や曇りでも月のエネルギーはは地上に届いているため浄化することができます。水に弱いパワーストーンは月光浴による浄化をお勧めします。

古代から月には力が宿るとされ、ギリシア神話のアルテミス、北欧神話のマニ、エジプト神話のトト、日本神話のツクヨミ(月読命)などは、月を神格化した神々です。

煙による浄化

「煙による浄化」とは、セージやお香を焚いて、そこから出た煙で浄化する方法です。

古代から火には浄化、再生をもたらすエネルギーがあるとされ、煙は火が生み出した存在と考えることができ、煙が上昇する様子には邪悪なものを追い出す力があると考えられてきました。実際に煙には殺菌効果、防腐効果があり、古くから「燻製」など、保存性を高める手段として利用されてきました。このことから、煙には「浄化」「邪気払い」の効果があると結びついたと考えられます。

煙による浄化は仏教、神道のお香、ネイティブアメリカンの「スマッジング」など、世界の様々な儀式や儀礼で類似性が見られます。煙には自然と人間の関係性を強調し、精神世界へのつながりを促す効果があると考えられています。煙での浄化によって、表面に膜が張るパワーストーンがあるため、浄化を行う前に確認するようにしましょう。

火を使うことに不安がある、火の使用が制限されている環境の場合は、浄化用にホワイトセージのエッセンス、アロマオイル、スプレーなども販売されています。

音による浄化

「音による浄化」とは、シンギングボウルやチューニングフォークが出すの高周波音によってパワーストーン内部のエネルギーが活性化することで浄化する方法です。音による浄化は水に弱いパワーストーンや、煙によって表面に膜が貼るパワーストーンなどに利用されます。また、高周波音が発するエネルギーの波動によって空間の浄化も期待できます。

また、高周波音は深いリラクゼーションを促すとされ、リラックス効果があると考えられています。

土による浄化

「土による浄化」とは、パワーストーンを土に埋めることで浄化する方法です。自然から産出したパワーストーン(鉱石)を再び自然の土の中に戻すことで、大地のエネルギーに触れる、大地のエネルギーを吸収するにより浄化、エネルギーの再充電が期待できます。

なお、琥珀、真珠など、生物や古代の植物の樹液が化石化したパワーストーンは割れやすいため不向きとされています。

まとめ

科学的には、パワーストーンの物理的な効果は疑問視されていますが、古代から自然から産出される植物、鉱石、動物の骨などには不思議な力が宿ると考えられ、占いなどに利用されてきました。

これらは古代エジプト、メソポタミア、中国などの様々な文化で見ることができ、現代でも蛇の抜け殻には金運を向上させる効果があると信じる方がいます。

騙されたつもりで、験担ぎの1つとしてパワーストーンを財布に入れてみると新しい発見があるかもしれません。

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Crownfrog

2024年で、インターネットの海に浸かり27年になる「インターネット老人会」の会員です。NIFTY-Serve、ISDNはじめちゃん、個人サイト、ウェブリング、前略プロフィール、mixiは一通り経験済みです。

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