ヘーニルHonir
2023/02/27
名前は「番人」、「射手」を意味する。
ヴァン神族、アース神族間の戦争の平和調停の際、ミーミルとともにヴァン神族に人質として差し出されたアース神。最初ヴァン神族に賢い指導者として期待されていた。しかしミーミルがいないとなにも決められない優柔不断さを見て、無能をつかまされたと思ったヴァン神族は、ミーミルの首を切り落としそれをヘーニルに持たせてアース神族に送り返す。
神々が海岸で拾ったトネリコとニレの流木から人間の男女を創り上げたとき、人間に心を与えが、この物語以外には登場しない。
彼は、「巫女の予言」にはオーディンの兄弟の1人として登場している。それには最後の1人としてローズルなる神の名があげられている。またオーディンとヘーニル、そしてロキがともに行動する場面のある神話がいくつか存在するが、このローズルという神をロキと同一視すれば、「巫女の予言」もその1つと考えることができる。
関連記事
最新ランキング
うぐし唖者。おし。 「おまえはウグシか、なんかいえーや」
きすい情がない。 「うちの嫁はキスイ」 固い。 「たけのこがちょっとキスイ」
エインヘルヤルラグナロクに備えてヴァルキューレたちによって、ミドガルズから集められた勇敢な戦死者たち。 毎日戦闘訓練を行い、夕暮れになると戦死した者たちは生き返らされ、オーデ...
ステュクス海神・オケアノスと水の女神・テテュスの間に生まれた3,000人を超えた「オケアノスの娘たち」と呼ばれる子供たちの1人で長女。また、冥府を流れる大河の名称であり、...
ナグルファル死者の爪をはいで作られた船。 爪を切らずに墓に行ってはならないというゲルマン民族の習慣もこの船の完成を遅らさせるため。ラグナロクの日、怒り狂う大蛇・ヨルムンガン...


