神話
オーディン
万物の父にして北欧神話の主神である彼は、詩、戦、そして死の神である。彼にはヴァラスキャルヴとヴァルハラと呼ばれる神殿、8本足の快速馬・スレイプニル、神槍・グングニルを持っている。
ヴァルキューレたちには勇敢な戦死者たちを連れて帰るように指示し、フレイヤと二分され、残りをエインヘルヤルとして自分の配下に置きラグナロクに備えている。
彼はルーンの知識修得のためならば何でもやりこなし、ユグドラシルに9日間も首をつった上に自分の体を槍で貫いたり、湧き出る水を飲むと知識が豊富になるといわれるミーミルの泉でも、管理人から「片目を置いて行け」と言われたら、自ら片目をえぐって泉に投げ込んだりするほどの執着心がある。
これによってユグドラシルでは9つの詩と18のルーンを覚え、ミーミルの泉では洞察力を授かる。後に彼は「片目の神」とも呼ばれるようになる。ただし、えぐり取った方の眼は隠すように帽子をかぶっている。右眼という説もあれば左眼という説もある。
水曜日(Wednesday)はオーディンの名前に由来する。
彼もフレイヤと同じように多くの名前を持つ。
- アトリーズ
- アルヴァルディ
- アルファズル
- イァールク
- イヤールク
- ヴァーヴズ
- ヴァク
- ヴァルファズル
- ヴィズリル
- ヴィズル
- ヴェラチュール
- ウズ
- オースキ
- オーミ
- ガウト
- ガグンラーズ
- ガングレリ
- キャラル
- グラプスヴィズ
- グリーム
- グリームニル
- ゲンドリル
- サズ
- シグフェズル
- シーズグラニ
- シーズスケッグ
- シーズヘト
- スヴァーヴァニル
- スヴィザル
- スヴィズリル
- スヴィズル
- スヴィパル
- スキルヴィング
- スリジ
- スロール
- スンド
- セック
- ニカル
- ニクツ
- ハーヴィ
- ハプタグズ
- ハールバルズ
- ヴァーレイク
- ハンガグズ
- ヒァールムベリ
- ヒヴリンディ
- ヒルドールヴ
- ビレイク
- ファルマグズ
- ファルマチュール
- フィムブルチュール
- フィヨルスヴィズ
- フィヨルニル
- フェング
- フニカル
- フニクズル
- フロプト
- ヘラン
- ヘリアン
- ベルヴェルグ
- ヘルテイト
- ヘルブリンディ
- ヤヴンハール
- ユッグ