天然石
テクタイト
原産地 | アメリカ、インドネシア、オーストラリア、コロンビア、中国、リビア |
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モース硬度 | 5.0~6.0 |
効果 |
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名前はギリシア語の「熔融、融解(Tektos)」に由来します。隕石の構成成分の1つでカナダのサドバリー・クレーター、ドイツのリース・クレーターなどで発見され、また約6500万年前の恐竜が絶滅したとされるK-T境界層から結晶が微細なマイクロテクタイトが確認されたことから、ユカタン半島北端に落下した直径10km程度の隕石が原因ではないかと考えられています。
黒色に輝きオブシディアン(黒曜石)に似ていますが、地球外で生成、または隕石が衝突した際に巻き上げられた石や砂が高熱で溶け生成されると考えられ、表面には凹凸や小さな傷などが含まれます。
古くから不思議な力を持つと考えられインド、チベットでは「アグニマニ(火の真珠)」と呼ばれ宗教儀式や装飾品として利用されました。また、砂漠の砂を含み黄色に輝く鉱石はリビアンガラス(Libyan glass)とも呼ばれ、古代エジプトでは装飾品などに利用され、ツタンカーメンの墓からも発見されています。
テクタイトの効果
古くから不思議な力を持つと神聖視され、自然の理念に従った行動や思考を導く力があるとされ、ニューエイジャーからは宇宙の波動を受け、この世の真理を知ることができる力が与えられると信じられています。