天然石
ダイヤモンド

日本語名 | 金剛石 |
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原産地 | オーストラリア、カナダ、コンゴ、ブラジル、南アフリカ、ロシア |
モース硬度 | 10 |
効果 | 災いから身を守る 永遠の愛をサポートする |
4月の誕生石。名前はギリシア語の「征服できない(Adamas)」に由来し、ラテン語ではディアマンテ(Diamante)と呼び、三菱自動車の車種名にもなっています。
屈折率が高く、美しく輝くことから古くから高価な宝石とされ、1905年に発見されたカリナン(3106カラット)は、当時のイギリス国王であったエドワード7世に献上されました。
その後、105個のダイヤモンドにカットされ、最も大きくカットされたダイヤモンド(530.20カラット)は「偉大なアフリカの星(The Great Star of Africa)」とも呼ばれます。
ダイヤモンドを人工的に生成する手法は1950年代にダイヤモンド・イノベーションズ社によって確立し、安価で生産できる人工ダイヤモンドは工業用研磨材などとして利用されますが、宝石などに利用できる大きな結晶の生成は費用などの問題から不可能とされています。
全米宝石学会(GIA)は4Cと呼ばれる色(カラー)、カット(研磨)、カラット(重さ)、クラリティ(透明度)のダイヤモンドの品質の指標を制定しています。また、安価な貴金属などの装飾品にはダイヤモンドの代理石として利用されるキュービック・ジルコニアやガラスなどが利用されています。
紛争地から資金源獲得のため違法に採掘、輸出されるダイヤモンドを紛争地ダイヤモンド、ブラックダイヤモンドなどと呼ばれますが、2000年6月、全世界のダイヤモンド業界が紛争地ダイヤモンドのため証明制度を導入し、現在では紛争地ダイヤモンドの流通率は全体の流通量の1%以下とされています。
ダイヤモンドの効果
クリスタルと同じように浄化作用、魔除け、危険を避けるなどの効果があるとされます。また15世紀に後のローマ皇帝であるマクシミリアン1世が婚約者に贈ったとされる伝説から永遠の愛、絆をサポートする効果があるといわれています。
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