天然石
ツァボライト

日本語名 | 灰礬柘榴石 |
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原産地 | アメリカ、コンゴ、チベット、中国、モンゴル |
モース硬度 | 6.5~7.0 |
効果 | 勝利、仕事を成功に導く 精神的な成長を促す |
名前は、ケニアにあるツァボ国立公園(Tsavo National Park)で発見されたことに由来します。
ガーネットグループに属するグロッシュラーで、1967年にスコットランド人宝石学者のキャンベル・R・ブリッジ(Campbell.R.Bridges)によって発見され、ティファニー社の当時の社長だったヘンリー・B・プラット・ティファニーによって、ツァボライトと命名されました。
グリーン・グロッシュラー・ガーネットとも呼ばれますが、ティファニーのプロモーション活動によって、ツァボライトの知名度が浸透し、現在では緑色のガーネット、緑色のグロシュラーが、ツァボライトと呼ばれることもあります。
発見者のキャンベル・R・ブリッジは2009年8月11日に、ケニアのギャングに襲撃され命を落としました。
鉱石に含有するバナジウム、クロムによって、深い緑色に輝きます。ガーネットと同じように、「1.70」を超える高い屈折率を誇ります。2006年末には、925カラット(185g)の原石が発見され、オーバルミックスカットによって325カラット(65g)の宝石に加工されました。
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