グロッシュラーGrossular、Grossularite
2024/01/30

日本語名 | 灰礬柘榴石 |
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原産地 | アフガニスタン、アメリカ、カナダ、コロンビア、ブラジル、中国、南アフリカ、ロシア |
モース硬度 | 6.5~7.0 |
名前は、スグリ科(Grossulariaceae)スグリ属の落葉低木であるセイヨウスグリ(Gooseberry)の色に似ていることに由来します。ガーネットグループに属し、カルシウムとアルミニウムを主成分とします。
構成する成分によって色が異なり、マンガンと鉄を内包し、オレンジ色に輝くものはヘソナイトと呼ばれ、バナジウム、クロムを内包し、緑色に輝くものはツァボライトと呼ばれます。
緑色に輝くウバロバイト(Uvarovite)、褐色、赤色、オレンジ色、緑色に輝くグロッシュラー(Grossular)、黄色から緑色に輝くアンドラダイト(Andradite)の3種は、それぞれの頭文字を取り、ウグランダイト(Ugrandite)系列として分類されています。
透明なものは装飾品に加工されますが、不透明で比較的安価なものはヒスイの代用石としても利用され、店舗によってはトランスバールジェード、サウスアフリカンジェードなどの名称で販売されています。
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