神話
アトス自治修道士共和国

ギリシャ共和国の広域自治体(ペリフェリエス)の1つである中央マケドニア南部に位置するギリシャ正教の聖地。1988年に世界遺産に登録されている。
エーゲ海を望むアトス半島にあるアトス山(2033m)の南岸の断崖絶壁に建つシモノス・ペトラ修道院や、西岸沿いに建つクセノフォントス修道院など20の修道院で構成された修道院共同体で、ギリシャ共和国から治外法権が認められた宗教国家。首都はカリエス。
1406年に厳格な女人禁制が敷かれ、約2000人の18歳以上のギリシャ正教徒の男性の修道士が祈りと労働の生活を送っている。女人禁制は徹底され、家畜もネズミ対策用の猫を除き、雄のみとされている。
アトス自治修道士共和国への訪問は巡礼許可証が必要で、1日の訪問者数、滞在日数が厳しく規定されている。また、女性は訪問できないが、クルーズ船などで海岸線から500m以上離れた場所からの見学のみ許可されている。
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