天然石
ラピスラズリ
日本語名 | 瑠璃 |
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原産地 | アフガニスタン、カナダ、シベリア、チリ |
モース硬度 | 5.0~5.5 |
効果 |
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9月、または12月の誕生石。名前はラテン語の「石(Lapis)」とペルシア語の「空のような青色(Lazward)」に由来します。ラピスラズリはラズライト、アウィン、カルサイト、ソーダライト、パイライトなどの鉱石が混ざり合うことで青色に輝く美しい模様を生み出します。
アフガニスタンで採掘されシルクロードを経由してヨーロッパに広まり、ツタンカーメン王の黄金の仮面にも利用され、古代から装飾品や工芸品として珍重されてきました。
ルネッサンス期には高価なラピスラズリを砕き粉末状にした顔料をウルトラマリンと呼び、青色の素材として利用しており、特にヨハネス・フェルメールが「真珠の耳飾の少女」で多用するなどウルトラマリンを好んで利用したことからフェルメールブルーとも呼ばれました。
ラピスラズリの効果
古くから悪霊から身を守る効果があると信じられ魔除けとして利用されていました。悪霊が原因で起こると言われる邪念、不安などの気持ちを振り払い、正しい判断力や直観力を高める効果があるといわれています。