神話

アイギス

ゼウスが娘のアテナに与えた防具で、鍛冶の神であるヘパイストスが製造したとされる。

ギリシア神話が生まれる以前は、アイギスとは、ヤギの皮を使用して製造された防具を指していたが、後に防具全般を指す言葉として使用されるようになったとされている。

防具の形状は盾、肩当て、胸当てなど諸説あり、オーストリア人画家のポール・トロガー(Paul Troger)が描いた、ゲットヴェグ修道院の「シャルル6世の神格化(Apotheosis of Charles VI)」と呼ばれる壁画には、盾を持ち戦うアテナの姿が描かれているが、フランスのルーブル美術館に展示されているアテナ像(Mattei Athena)は胸当てを身に付けており、

後に、メデューサ退治から戻った、ペルセウスがに持ち帰ったメデューサの首をアイギスにはめ込むことで、メデューサが持っていた石化させてしまう効果を持った強力な防具に生まれ変わった。

後にアイギスは「万能の盾」と認識されるようになり、英語ではイージス(Aegis)と発音し、高度なシステムで構築されている「イージスシステム」、または「イージスシステム」を搭載したイージス艦の名称の語源となった。

神話の参考書籍