ギリシャ共和国の中部に位置し、広域自治体(ペリフェリエス)の1つ。首府はラリサ。ピンドゥス山地を源とするピニオス川流域に肥沃な平原が広がり、ギリシャ共和国の主要な穀倉地帯。
古くは様々な民族の侵攻、ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国などの支配下を経て、1881年にはテッサリアの大部分がギリシャ共和国に割譲され、1912年のバルカン戦争の後に、テッサリア全域がギリシャ共和国領となった。
ギリシア神話では、女神アテナの助言を受けアルゴナウタイを結成したイアソンの出身地、アルゴスの王・アクリシオスがペルセウスの投げた円盤が命を落とす場所として有名。