天然石
コハク
日本語名 | 琥珀 |
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原産地 | リトアニア |
モース硬度 | 2.0~2.5 |
効果 |
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鉱石ではなく植物の樹脂が長い年月を経て地中で硬化したもので内部に昆虫や爬虫類などの小動物や植物を含む場合も多く、マイケル・クライトン原作の「ジュラシック・パーク」にも登場します。岩手県久慈市でも採掘しますが、リトアニアのバルト海沿岸地方で世界の産出量の8割を占めています。
16世紀にコハクの産出によってポーランドのヤゲウォ王朝はヨーロッパ最大の都市にまで繁栄し、1770年にはロシアのエカテリーナ2世はエカテリーナ宮殿内に10万個以上、総重量5トン以上のコハクを使用し「琥珀の間」を完成させるなど古くから装飾品として利用されます。
地中に埋没してから数百万年程度経過した半硬化の状態のものをコーパルと呼びますが、コハクに比べ加工が容易なためコーパルをコハクとして販売されていることがあり注意が必要です。
コハクの効果
古代中国では子供が持つと病気にならないとされ、現在でも悪霊や病気を遠ざける効果があると信じられています。また、シトリンと同じように黄色、金色に輝くパワーストーンには金運を向上させる効果があるとされています。