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メイオナイトMeionite

2024/01/30
日本語名灰柱石
原産地アフガニスタン、スリランカ、タンザニア、パキスタン、ミャンマー
モース硬度5.5~6.0

名前はベスビアナイトに比べ錐形が小さいことから、ギリシア語で「~より小さい(Meion)」に由来し、フランス人鉱物学者のルネ・ジュスト・アユイ(Rene.Just.Hauy)によって命名されました。カルシウム、ナトリウム、アルミニウムを含むテクト珪酸塩鉱物の1種で、カルシウムを主成分とします。

1801年にイタリアのカンパーニア州にある、ヴェスヴィオ山(標高1,281m)を構成する外輪山の1つであるソンマ山(標高1,132m)で発見されました。

また、ナトリウムを主成分とするスキャポライトは、マリアライト(曹柱石)と呼ばれ、メイオナイトともに希少とされています。産出量が少なく希少とされ、装飾品に加工されることは少ないとされています。

メイオナイトとマリアナイトの非常に似ており、見た目では判断が難しくて、主成分の量を分析することで判別されているため、店舗によっては、スキャポライトとして販売されていることがあります。

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Crownfrog

2024年で、インターネットの海に浸かり27年になる「インターネット老人会」の会員です。NIFTY-Serve、ISDNはじめちゃん、個人サイト、ウェブリング、前略プロフィール、mixiは一通り経験済みです。

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