天然石
ルチル
日本語名 | 金紅石 |
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原産地 | ブラジル |
モース硬度 | 6.0~6.5 |
効果 |
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名前はラテン語の「輝き放つ(Rutilus)」に由来します。二酸化チタンが結晶化したもので黄色、赤褐色に輝きますが、ダイヤモンドより光の拡散率が大きいため金色に輝くように見えます。
ルチルが単体で装飾品などに利用されることはありませんが、アメシスト、サファイア、トルマリン、ルビーなどに内包されることでスター効果を持ち、通常よりも高価になる場合があります。
ルチルが内包されたクリスタルをルチル・クォーツ、ルチルが内包された透明なコランダムをティタニアとも呼び、装飾品などに利用されます。
過去にはチタンの精製などに利用されましたが、産出量の低下に伴い、現在はイルメナイトが利用されています。