天然石
ストロマトライト
原産地 | オーストラリア |
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20億年前以上、太古の地球に酸素をもたらしたシアノバクテリアなどの藻類の死骸と泥が層状構造を形成し、先カンブリア時代末期には世界中の海から減少し、化石化したものです。
名前はギリシア語の「ベッドカバー(stroma)」と「石(lith)」に由来し、1908年にドイツ中北部のニーダーザクセン州、ザクセン・アンハルト州、テューリンゲン州にかかるハルツ山地の縞状炭酸塩岩を研究していたドイツ人地質学者のエルンスト・ルイ・カルコウスキー(Ernst.Louis.Kalkowsky)よって命名されました。
1960年には、自然遺産に登録されているオーストラリアのシャーク湾では、生きているストロマトライトが発見され、1年で数mm程度、成長を続けている姿を見ることができます。