ヨシCommon reed
2024/01/30

| 英語名 | Common reed |
|---|---|
| 漢字表記 | 葦、蘆、葭 |
| 学名 | Phragmites australis |
| 花言葉 | 音楽、神の信頼、深い愛情 |
| 誕生花 | 8月11日、9月24日、10月17日、11月30日、12月8日 |
| 開花時期 | 9月、10月、11月 |
イネ科ヨシ属の多年草で、亜寒帯地域から暖帯地域の河川、湖沼、湿地などの水辺で見ることができます。
世界各地に自生しますが、日本では古くから自生する在来植物で、日本の別名として古事記に豊かな稲穂が永遠に実る国との意味を持つ「豊葦原の千五百秋の瑞穂の国(とよあしはらのちいおあきのみずほのくに)」、日本書紀に「葦原中国(あしはらのなかつくに)」が登場し、万葉集にもヨシが謳われた歌集が存在します。
諸説ありますが、古くは「アシ」と呼ばれていましたが、平安時代頃に「悪し」を想起させ、縁起が悪いことから「良し」「善し」に変化したとされ、地名なども「葦原」が「吉原」に変化したとされています。そのため今でも地名に「葦」が含まれる場合は、水辺に近い場所にあることが多いと考えられます。
17世紀のフランスの思想家であるパスカルが「パンセ」の中で「人間は自然の中では葦のように弱い存在であるが、人間は考えることができる。考える事こそが人間に与えられた偉大な力である」として「人間は考える葦である」との言葉を残しています。
夏の終わりから秋にかけて、河川などで「ヨシ原」とも呼ばれる大群落を構成し、1mから3m程の大きな草むらは、ヨシキリ、オオセッカなどの鳥の住処として利用されます。同科の米、小麦のように食用にはなりませんが、古くから葦簀(よしず)、茅葺き屋根などに利用され、日本人の生活に密接に関わってきました。
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