モアサナイトMoissanite
2024/01/30
| 日本語名 | モアサ石 |
|---|---|
| 原産地 | アメリカ |
| モース硬度 | 9.25 |
15万年前から500万年前にアリゾナ砂漠ディアブロ渓谷に落下したキャニオン・ディアブロ隕石から発見され新鉱物で、名前は鉱石の調査を行った1906年にノーベル化学賞を受賞したフランス人化学者のフェルディナン・フレデリック・アンリ・モアサン(Ferdinand Frederic Henri Moissan)に由来します。
19世紀末に合成方法を発見したチャールス&カルバード社(旧C3社)の商品名からカーボランダムとも呼ばれ、主に工業用研磨材として利用されます。
ダイヤモンドの代用石として合成モアサナイトが1998年頃から流通しており、キュービック・ジルコニアと異なり、高い熱慣性率があることから、ダイヤモンドテスター(熱慣性テスター)では鑑別できず、紙など重ねると文字が2重に見える効果(ダブリング)によって鑑別されます。
1893年、鉄と炭素を溶解し、金属の収縮圧を利用してダイヤモンドの合成実験を行い成功したと発表しましたが、アンリ・モアサンの死後、研究助手が実験結果の生成物の中にダイヤモンドの粉末を入れたと告白しています。
関連記事
最新ランキング
サファイア9月の誕生石。名前はラテン語の「青(Sapphirus)」に由来します。コランダムに鉄やチタンが含まれるため青色に輝きます。赤色に輝く鉱石をルビーと分類され、青...
セイヨウトネリコモクセイ科トネリコ属の落葉高木。スペイン、ポルトガルの一部を除き、ヨーロッパを中心にノルウェーの一部、コーカサス地方などに分布し、アメリカ、ニュージーランドなど...
かつがつようやく。ギリギリ。 「棚にカツガツたう位背がある」
スヴィプダグ古ノルド語の叙事詩「グローアの呪文」「フョルスヴィーズルの歌」に登場する人物。父親は小人族・アウルヴァンディル、母親は予言、治癒する力を持っていた魔女・グローア...
ヨーロッパのパンはなぜ硬い?ヨーロッパに旅行に行くと「パンが硬すぎる」と感じることがあります。特に、フランス、ドイツ、イタリアのパンは日本のパンに比べて硬く、パンの種類によっては石より硬い...






