花・植物
アキノキリンソウ
漢字表記 | 秋ノ麒麟草 |
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学名 | Solidago virgaurea var. asiatica |
花言葉 | 強い心、安心、用心、警戒、励まし |
誕生花 | 10月19日 |
開花時期 | 8〜11月 |
キク科アキノキリンソウ属の沖縄を除く日本、朝鮮半島原産の多年草。夏の終わりから秋の中頃にかけて、穂状の黄色い花を咲かせます。日当たりのより平地、山地などで見かけることができます。草丈は30cmから最大でも80cm程度まで成長せず、同じアキノキリンソウ属のセイタカアワダチソウは北アメリカ原産で、草丈は2m近くまで成長します。
花の形状が初夏から晩夏にかけて黄色い花を咲かせる、ベンケイソウ科キリンソウ属のキリンソウに似ていることに由来しますが、穂状の花が泡立っているように見えることからアワダチソウとも呼ばれます。セイタカアワダチソウはアキノキリンソウより草丈が高いことに由来します。
名前からも分かるように日本の秋を代表する植物として、アキノノゲシ、ヒガンバナ、リンドウなどと同じように季節を感じさせる植物として楽しまれています。
根から掘り起こしてしっかり陽乾させたものを、一枝黄花(イッシオウカ)と呼び、頭痛、喉の痛み、腎炎、利尿効果のある漢方として利用されます。
耐寒性、耐暑性があり、初心者でも比較的育てやすい品種ですが、日当たりの良い場所を好むため、地植えの場合は、日陰を避けるなどの注意が必要です。また、小さめの鉢植えに寄せ集めして植えることで、室内でも秋を楽しむことができます。