花・植物
キウイ
学名 | Actinidia deliciosa、Actinidia chinensis |
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花言葉 | ひょうきん |
誕生花 | 10月7日 |
開花時期 | 5月~6月 |
マタタビ科マタタビ属の中国原産の落葉ツル性低木。シナサルナシ(支那猿梨)、オニマタタビ(鬼木天蓼)などと呼ばれます。19040年に中国を旅行していたイサベル・フレーザ(Isabel Fraser)によってニュージーランドへ持ち込まれ、果樹として品種改良されました。
現在、生産、販売されている品種の多くはヘイワード種ですが、ヘイワード種に比べ果実が大きく、果肉が濃黄色、糖度が高いゴールデンキング種、近種から品種改良され、果実が3cm程度にしか成長しないベビーキウイなども生産、販売されています。
日当たりが良い場所、有機質を多く含む土壌を好み、植え付けは11月から3月頃に行い、開花時期は5月頃には白色の花を咲かせます。日本での栽培年数が低いため、害虫、病気などの被害が少なく、家庭での栽培も可能ですが、樹高は10m以上に成長することもあるため注意が必要です。
果実にはアセロラ、スダチ、レモンなどと同じように多くのビタミンを含むため、近年では化粧品、メタボリックシンドローム、糖尿病などの生活習慣病の予防、改善に効果があるとされる健康食品などに利用されます。
また、果肉は切ってから時間が経過しても、リンゴやバナナのように変色しないため、料理やデザートの彩りとして利用されます。