ペッツォタイトPezzottaite
2024/01/30
日本語名 | ペッツォタ石 |
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原産地 | アフガニスタン、マダガスカル、ミャンマー |
モース硬度 | 8.0 |
2002年にマダガスカルのサカバラン鉱山(The Sakavalan mine)で発見され、発見当初はベリルの派生種と考えられていましたが、調査、分析の結果、ベリルの主成分であるベリリウムが部分的に、セシウムとリチウムに変化していたため、2003年に国際鉱物学連合(IMA)から新鉱物と認定されました。
名前は、鉱石の発見、分析を行ったイタリア人の地質学者であり、鉱物学者のフェデリコ・ペツォッタ(Federico Pezzotta)に由来します。マンガンを含むため赤色に輝くことから、新鉱物に認定される前は、ピンクベリル、ラズベリル(Raspberyl)などと呼ばれていました。
ベリルの変種と同じように、加熱処理や日光に長時間当てると退色します。
マダガスカルのサカバラン鉱山からは、約40kg程度の結晶が採掘できたのみで、その後、アフガニスタンや、ミャンマーの鉱山でも発見、採掘されるようになりましたが、市場には少量しか流通しておらず、希少とされています。
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