天然石
スピネル
日本語名 | 尖晶石 |
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原産地 | スリランカ、ミャンマー |
モース硬度 | 8.0 |
効果 |
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名前はラテン語の「トゲ(Spina)」、またはギリシア語の「閃光(Spark)」に由来します。モース硬度、屈折率、色、採掘場所などがコランダムと似ていたため、18世紀末頃までレッドスピネルとルビーは同じ宝石と混同されており、「黒太子のルビー」と呼ばれ大英帝国王冠にはめ込まれた宝石は140カラットのスピネルだとされています。
赤色、黄色、緑色、青色など多色に富みますが、ミャンマーで産出され鉄やクロムを含み赤色に輝くレッドスピネル、ピンクスピネルは産出量が少なく希少とされています。また、鉄を多く含み黒に輝くブラックスピネルはセイロナイトとも呼ばれます。
モース硬度が高く、キャッツアイ効果、スター効果などを持ちアクセサリ、宝石などの装飾品に加工されますが、合成石などの原料、ダイヤモンド、アクアマリンなどの代用石としても利用されます。
スピネルの効果
思考力を向上させ、潜在能力を引き出す効果があるとされ、新しいことに挑戦する際には効果的です。グリーンスピネルは愛や幸福をサポートするなど、色により効果が異なるのも特徴です。