花・植物
エゾギク
漢字表記 | 蝦夷菊、翠菊 |
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学名 | Callistephus chinensis L. |
花言葉 |
信ずる恋 赤: 変化を好む 白: 信ずる心 |
誕生花 | 11月28日、4月22日 |
開花時期 | 7月~9月 |
キク科エゾギク属の中国北部、中央アジア原産の一年草。エドギク(江戸菊)、サツマコンギク(薩摩紺菊)、チョウセンギク(朝鮮菊)、また過去にはシオン属に分類されていたため、アスターとも呼ばれます。俳句では夏の季語とされています。
日本には江戸時代に持ち込まれ、江戸時代中期から品種改良が進み、1698年に貝原益軒によって執筆された「花譜」にも記述されています。草丈は30cmから1m程度に成長し、赤色、ピンク色、白色、藍色の花を咲かせます。
一重、八重、平弁、管状弁、針状弁、大輪咲き、ポンポン咲きなど多種多様な品種が存在し、園芸用、切り花は仏花などに利用されます。
水はけの良い乾燥気味の土壌を好み、また半耐寒性があり、亜寒冷、寒冷な地域での地植えによる越冬は可能とされていますが、イラクサギンウワバ、エゾギクギンウワバなどの害虫が発生することがあり注意が必要です。
また一定の場所で、同一の植物を複数回育成すると生育に影響がある連作障害が発生するため、一度地植えした場所に、再度地植えする場合は、5年から8年程度の期間を空ける必要があります。