トネリコJapanese ash
2024/01/30
| 英語名 | Japanese ash |
|---|---|
| 漢字表記 | 土禰利古、梣 |
| 学名 | Fraxinus japonica |
| 花言葉 | 偉大 |
| 誕生花 | 8月20日、12月23日 |
| 開花時期 | 6月、7月、8月 |
モクセイ科トネリコ属の落葉高木。日本原産の固有種で耐寒性があり、中部地方以北に分布し、サトトネリコ、タモ、タモノキなどとも呼ばれます。
特に富山県内に多く分布したことから、富山県ではトネリコの木を利用しバットの生産が行われました。なお、戦後、トネリコの原木の減少が深刻となったため、現在では、アメリカトネリコ、カエデ、アオダモなどの海外を原産とする木材を利用したバットの生産も行われています。
トネリコ、ライラックなどのモクセイ科の樹皮に寄生するカタカイガラムシ科のイボタロウムシは、幼虫期に「いぼた蝋」とも呼ばれる白色の蝋物質を分泌するため、枝が蝋物質で包まれ、この蝋物質はろうそくの原料としても利用されました。
「いぼた蝋」を動きの悪くなった敷居の溝に塗るなどして、戸の滑りの改善に利用されことから「戸に塗る木(トニヌルキ)」「戸に塗る粉(トニヌルコナ)」とされ、それが転訛しトネリコと呼ばれるようになったとする説、写経のため、トネリコの樹皮を煮つめ膠状にしたものを「共練濃(ともねりこ)」と呼んだことに由来するなど、いくつかの説が存在します。
トネリコの名称で観賞用としても販売されていますが、鉢植えで販売されているものの多くは、沖縄、台湾、フィリピンを原産とするシマトネリコと呼ばれる2メートル程度までしか成長しない半常緑樹の近樹種で、タイワンシオジとも呼ばれます。
北欧神話に登場するユグドラシルを含め、北欧神話、ギリシア神話で紹介されるトネリコは、主にセイヨウトネリコを意味し、また、セイヨウトネリコと同じように一定の強度があり、曲げに強く、加工しやすいため、家具や道具の原料として重宝されています。
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