キキョウPlatycodon
2024/01/30

| 英語名 | Platycodon |
|---|---|
| 漢字表記 | 桔梗 |
| 学名 | Platycodon grandiflorus |
| 花言葉 | 変わらぬ愛、優しい温かさ、清楚、気品、誠実、従順 |
| 誕生花 | 8月2日、8月28日、9月1日 |
| 開花時期 | 6月、7月、8月 |
キキョウ科キキョウ属の中国、朝鮮半島、日本原産の多年草。山野の日当たりの良い草地で見ることができましたが、近年、草刈り、野焼き、森林開発などにより、個体数が急減していることから、環境省が作成する植物レッドデータブックには、絶滅危惧II類(VU)として掲載されています。
草丈は50cmから100cm程度まで成長し、星状の紫色の花を咲かせます。俳句では秋の季語とされ、秋の七草の1つに数えられています。古くから観賞用の植物として利用され、万葉集では山上憶良がキキョウを「朝顔」として詠い、江戸時代の本草学者の貝原益軒が1698年に執筆した「花譜」1695年に執筆した「花壇地錦抄」ではキキョウの園芸品種が紹介されています。
平安時代に活躍した陰陽師の安倍晴明が呪符を紋章化した五芒星のことを「晴明紋」「安倍晴明判」以外に「桔梗印」と呼びます。また、美濃国の土岐氏は「桔梗紋」と呼ばれるキキョウを図案化した家紋を使用しています。
「桔梗」は木編を取ると「更に吉(さらによし)」となるため縁起が良いとされ、太田氏、明智氏、加藤氏、水野氏が桔梗紋を使用いますが、明智光秀が織田信長を討ち、その後が羽柴秀吉によって滅ぼされたことから「裏切り者の家紋」として、鴨を変えた武将もいました。
小さいニンジンのような形状のキキョウの根は「桔梗根(ききょうこん)」と呼ばれ、鎮咳、去痰、抗炎症作用などの漢方薬として利用されます。
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