花・植物
ムラサキツメクサ
漢字表記 | 紫詰草 |
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学名 | Trifolium pratense |
花言葉 | 快活、勤勉 |
誕生花 | 4月18日、5月29日 |
開花時期 | 4月~9月 |
マメ科シャジクソウ属のヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産の多年草。シャジクソウ属は世界に約250種が存在し、多くの品種が北半球の温暖な地域に分布します。
花色からアカツメグサ(赤詰草)、レッドクローバーとも呼ばれます。アメリカのバーモント州の州花に指定されています。
同科のゲンゲ、シロツメクサ、ニセアカシアと同じように、根に共生する根粒バクテリアが窒素を固定し、土壌を肥やす働きをすることから、後に栽培する作物の肥料として利用する緑肥、牧草などの利用に適しており、日本には明治時代に持ち込まれました。
草丈はシロツメクサよりも高く、30cmから60cm程度まで成長します。全草にイソフラボン、エストロゲン、アントシアニン、芳香族カルボン酸を含み、ヨーロッパでは古くからハーブティ、薬用酒などに利用され、咳止め、気管支炎、更年期障害などに効果があるとされています。