花・植物

イタドリ

英語名 Reynoutria japonica
漢字表記 虎杖、痛取
学名 Fallopia japonica var. japonica
花言葉 回復
誕生花 10月5日
開花時期 7月~10月

タデ科ソバカズラ属の東アジアを原産とする多年草で、台湾、朝鮮半島、中国、北海道から沖縄までの日本全土で見ることができます。日本語名は若葉を揉んで怪我をした部分にすり込むと出血が止まり、痛みが和らいだことに由来します。夏から秋にかけて、白色の小さな花をたくさん咲かせます。

地域により「ごんぱち」「すかんぽ」「すっぽん」「すいすいば」などの名前で呼ばれています。

4月頃から、日当たりの良い土手、河原、荒れ地などに生育し、漬け物、佃煮、煮付けなどの料理に加工するなど、春の山菜として楽しむことができますが、昔から茎肉の生食されてきましたが、シュウ酸を多く含むため、生での食べ過ぎには注意が必要です。また、古くから冬の保存食として利用されてきました。

観賞植物として、19世紀にドイツ人医師のフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの手によってヨーロッパに持ち込まれましたが、繁殖力が強く、道路や建築物を破壊し、毎年多額の被害が発生していることから、イギリスでは外来種として、2010年にイギリス政府は生物的防除としてイタドリを餌とする「イタドリマダラキジラミ」の導入を決定しましたが、2023年の時点では期待通りの効果は出ていないとされています。

また、2020年には、オランダ政府も「イタドリマダラキジラミ」の導入を決定しました。

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Crownfrog

2024年で、Webサイトの制作に従事して20年になる「インターネット老人会」の会員です。NIFTY-Serve、ISDNはじめちゃん、個人サイト、ウェブリング、前略プロフィール、mixiは一通り経験しております。

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