神話
ヒッポリュテ
軍神・アレスとオトレレの娘でアマゾン族の女王。アンティオペの姉。
ヘラクレスが12の功業の9番目として、ヒッポリュテが持つ腰帯を手に入れるためポントスのテミスキュラを訪れた際に、ヘラクレスの強靭な肉体を見たヒッポリュテは、アマゾン族との間に丈夫な子供を作ることを条件に、腰帯を渡すことを承諾する。
しかし、ヘラがアマゾン族の1人に変装して、ヘラクレスが女王を誘拐しようとしていると言いふらしたため、アマゾン族たちにヘラクレスを攻撃し、ヘラクレスはヒッポリュテを殴り殺したとされる。
また別の説では、テセウスはヒッポリュテを誘拐して妻にしたとされるが、これはヒッポリュテではなく、アンティオペとも考えられている。
関連記事
最新ランキング
- オニキス名前はギリシア語の「爪(Onyxis)」に由来します。現在は黒色のもののみをオニキスと呼び、英語でも「漆黒」、「黒色」などの意味を持ちますが、古くは縞模様がある...
- ヴァルキューレ(ヴァルキリー)主神・オーディンに仕え、かぶとと槍で武装した侍女たち。もともとは「死体を貪り喰う者」としてあまり歓迎されていなかったが、英雄たちの前に現れる幻想的な恋人として登...
- アイアゲートカルセドニーの1種であるメノウの縞模様が円状になり目のように見えることからアイアゲート、2つの模様を持つ鉱石はアウルアイと呼ばれます。チベットで産出するためチベ...
- アウィン名前は、鉱石の発見者のフランス人鉱物学者のルネ・ジュスト・アユイ(Rene.Just.Hauy)に由来し、アウイナイトとも呼ばれます。 ラズライト、ソーダライト...
- サードニックス8月の誕生石。名前はアナトリア半島で繁栄したリディア王国の首都サルディス(Sardis)に由来します。アイアゲート、オニキス、カーネリアン、クリソプレーズなどと...