アマリリスAmaryllis

| 英語名 | Amaryllis |
|---|---|
| 学名 | Hippeastrum Herb. |
| 花言葉 | 誇り、おしゃべり、素晴らしい美、輝くばかりの美しさ |
| 誕生花 | 1月26日、2月24日、5月28日、7月16日 |
| 開花時期 | 8月、9月 |
ヒガンバナ科ヒッペアストルム属の球根性多年草。過去には、ヒッペアストルム属はアマリリス属として分類されていたことから、現在もアマリリスと呼ばれており、一般的にアマリリスと呼ばれる品種は「ヒッペアストルム属」を指します。
原種は中南米、西インド諸島、南アフリカなどを中心に80種程度が存在しますが、色鮮やかな美しい花を咲かせることから、18世紀初頭にはヨーロッパに持ち込まれ、オランダなどを中心に品種改良が行われ、現在では数百種類の園芸品種が作出されています。
属名のヒッペアストルム属は、ギリシア語で「騎士」「馬」を意味する「Hippeos」と「星」を意味する「Astron」に由来します。なお、現在のアマリリス属には、南アフリカ原産のホンアマリリス、1998年に新種として発表されたアマリリス・パラディシコラ(Amaryllis paradisicola)の2種類が分類されています。
日本には江戸時代末期にキンサンジコ(金山慈姑)、ジャガタラズイセン(咬吧水仙)、ベニスジサンジコ(紅筋山慈姑)と呼ばれる3品種が持ち込まれ、明治から昭和初期にかけて日本国内で作出された園芸品種はほとんど残っていないとされています。
昭和40年から昭和50年頃にかけて神奈川県園芸試験場(大船植物園フラワーセンター)で作出された「アマリリス 'スカーレットニノミヤ'(Amaryllis 'SCARLET NINOMIYA')」など、大船系アマリリスと呼ばれる園芸品種が存在します。
耐暑性が強く、基本的に丈夫で初心者でも比較的容易に栽培することが可能ですが、直射日光によって葉焼けになりますが、日光不足だと病気になることがあるため、半日陰になる環境での育成が必要です。関東以西の暖地であれば地植えも可能ですが、耐寒性が弱いため、霜や雨が当たらない場所であれば越冬も可能です。
草丈は30cmから50cm程度まで成長し、ユリに似た形状の花を咲かせます。
花、葉、球根などの全草にリコリンと呼ばれるアルカロイド系の毒を含み、少量でも嘔吐、下痢などの中毒症状が現れ、特に犬、猫が食べてしまうと死亡する恐れがあるため、ペットなどがいる場合は注意が必要です。
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