テッポウユリEaster lily
2024/01/30

英語名 | Easter lily |
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漢字表記 | 鉄砲百合、琉球百合 |
学名 | Lilium longiflorum |
花言葉 | 純潔、威厳 |
誕生花 | 5月11日、6月11日、7月13日、11月18日、11月23日、12月27日 |
開花時期 | 4月、5月、6月 |
ユリ科ユリ属の沖縄県、奄美諸島などに自生する日本原産の球根性多年草。1967年に開催された第22回国民体育大会をきっかけに、川口市の「市の花」に制定されました。
日本語名は花の形状がラッパ銃と呼ばれる鉄砲に似ていることに由来します。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われるように、まっすぐ伸びた様子が美しいと評される品種です。
19世紀にドイツ人医師のフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの手によってヨーロッパに持ち込まれました。
キリスト教の復活祭では、3000年以上に渡って栽培されている歴史を持つ「マドンナ・リリー」とも呼ばれるニワシロユリが利用されていましたが、他のユリ科と同じようにウイルスに弱く育てにくいこともあり、現在では、比較的育てやすいテッポウユリが利用されています。
そのため、テッポウユリの英語名は「Easter lily」となっています。
草丈は50cmから150cm程度まで成長し、爽やかな芳香がするラッパのような筒状の花を横向きに咲かせます。テッポウユリは亜熱帯気候に自生する品種ですが、耐暑性に加えて、ある程度の耐寒性もあるため、地植えでも生育可能ですが、寒害によって枯死することがあるため、越冬には注意が必要です。
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