イタドリReynoutria japonica
2024/01/30

英語名 | Reynoutria japonica |
---|---|
漢字表記 | 虎杖、痛取 |
学名 | Fallopia japonica var. japonica |
花言葉 | 回復 |
誕生花 | 10月5日 |
開花時期 | 7月、8月、9月、10月 |
タデ科ソバカズラ属の東アジアを原産とする多年草で、台湾、朝鮮半島、中国、北海道から沖縄までの日本全土で見ることができます。日本語名は若葉を揉んで怪我をした部分にすり込むと出血が止まり、痛みが和らいだことに由来します。夏から秋にかけて、白色の小さな花をたくさん咲かせます。
地域により「ごんぱち」「すかんぽ」「すっぽん」「すいすいば」などの名前で呼ばれています。
4月頃から、日当たりの良い土手、河原、荒れ地などに生育し、漬け物、佃煮、煮付けなどの料理に加工するなど、春の山菜として楽しむことができますが、昔から茎肉の生食されてきましたが、シュウ酸を多く含むため、生での食べ過ぎには注意が必要です。また、古くから冬の保存食として利用されてきました。
観賞植物として、19世紀にドイツ人医師のフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの手によってヨーロッパに持ち込まれましたが、繁殖力が強く、道路や建築物を破壊し、毎年多額の被害が発生していることから、イギリスでは外来種として、2010年にイギリス政府は生物的防除としてイタドリを餌とする「イタドリマダラキジラミ」の導入を決定しましたが、2023年の時点では期待通りの効果は出ていないとされています。
また、2020年には、オランダ政府も「イタドリマダラキジラミ」の導入を決定しました。
- ハゲイトウヒユ科アマランサス属のインド、熱帯アジア地域原産の一年草。秋にロシアから…
- リンゴバラ科リンゴ属の落葉高木。リンゴの原産地は、カザフスタン、タジキスタンな…
- ヨルガオヒルガオ科ヨルガオ属の熱帯アメリカ原産のツル性多年草。日本では春蒔きの一…
- モントブレチアアヤメ科クロコスミア属の球根性多年草で南アフリカ原産のヒオウギズイセンと…
関連記事
最新ランキング
- アンブロシア名前はギリシャ語の「不死(Ambrosia)」を意味し、ギリシア神話に登場する神々の食べ物とされ、神酒・ネクタルとともに提供され、口にしたものは人間であっても、...
- アトス山ギリシャ共和国の北東部のエーゲ海を臨むアトス半島の先端に位置する2033mの山で、ギリシャ正教会を始めとする東方正教会の聖地。 アトス半島はギリシャ共和国の領内...
- イドゥン古代北欧において崇拝されていた女神ではなく、比較的新しい時代に付け加えられた。フレイヤと同様に豊穣神としての性格を多く持つことからヴァン神族とも考えられる。 北...
- ウルド運命の女神・ノルン1人。過去、運命、資産を司る。
- シネラリアキク科セネシオ属の北アフリカのカナリア諸島原産の多年草。カナリア諸島では1年中温暖な気候ですが、高温多湿の環境に弱く枯れることがあり、日本では一年草とされていま...