アネモネAnemone
2024/01/30

| 英語名 | Anemone |
|---|---|
| 学名 | Anemone coronaria |
| 花言葉 | はかない恋、恋の苦しみ、見捨てられた |
| 誕生花 | 3月12日、4月6日 |
| 開花時期 | 2月、3月、4月、5月 |
キンポウゲ科イチリンソウ属の地中海東部沿岸原産の多年草。十字軍や巡礼者に合わせて、現在のイスラエル、イエメン、パレスチナがある地中海東部地域からヨーロッパに持ち込まれたと考えられています。名前は「風」を意味するギリシア語の「Anemos」に由来します。イスラエルでは11月から3月の雨季の期間に全土でシクラメンやアネモネが咲き乱れる様子が見られます。
ギリシア神話では、エロスの矢を受け、アフロディテはアドニスと恋に落ちましたが、これをよく思っていなかったアフロディテの恋人だった、軍神・アレスはイノシシに姿を変え、アドニスを殺害しました。アドニスが流れた血からアネモネが咲いたと言われています。別の話では、アフロディテがアドニスから流れた血にネクタルを注ぐと、血が泡立ち、真っ赤な花が出現したとされています。
アネモネは温帯地域から亜寒帯地域などに100種程度が存在しますが、15世紀から18世紀にかけてイギリス、オランダを中心に品種改良が行われ、現在、単に「アネモネ」と呼ぶ場合は、赤色、ピンク色、紫色など、色が鮮やかな花が特徴の園芸品種の「アネモネ・コロナリア(Anemone coronaria)」を意味している場合が一般的です。
日当たり、水はけに注意すれば、初心者でも比較的容易に栽培することが可能です。
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