スイセンNerium
2024/01/30

英語名 | Nerium |
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漢字表記 | 水仙 |
学名 | Narcissus tazetta |
花言葉 | うぬぼれ、自己愛、神秘 |
誕生花 | 1月3日、1月4日、1月13日、12月29日 |
開花時期 | 11月、12月、1月、2月、3月、4月 |
ヒガンバナ科スイセン属のスペイン、ポルトガルなど地中海沿岸を原産とする多年草で白色、黄色、オレンジ色、ピンク色の花を咲かせます。日本語名は中国での呼び名の「水仙」を音読みにしたことに由来します。スイセン属は1万種以上の品種が存在し、日本ではニホンズイセン、ラッパズイセンなども含めてスイセンと呼ばれます。
学名の「Narcissus」は、ギリシア神話に登場するナルキッソスに恋をした妖精・エコーはナルキッソスに話しかけられない悲しみから次第に痩せ細り、最後は声だけの存在になってしまったことを哀れんだ女神・ネメシスがナルキッソスをスイセンに変えた物語に由来し、スイセンのことを英語では「ナシサス(Narcissus)」と呼ばれます。
耐寒性があり、水はけ、通気性のよい土壌、日光を好み、陽がよく当たる場所に植えると、初心者でも比較的容易に栽培することが可能です。また、1度植えると数年間は開花時期に綺麗な花を咲かせます。
葉がアサツキ、ニラ、鱗茎がタマネギなどに似ていますが、全草にアルカロイド系の毒を含み、3月から5月に収穫を迎えるニラと間違えて誤食したことによる食中毒が毎年発生しており、野菜とスイセンを近くに植えないなど注意が必要です。
また、判断が難しい場合は「採らない」「食べない」「人にあげない」を徹底する必要があります。
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