ブタクサHogweed、Ragweed
2024/01/30

英語名 | Hogweed、Ragweed |
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漢字表記 | 豚草 |
学名 | Ambrosia artemisiifolia |
花言葉 | 幸せな恋、縒りを戻す、一縷の望み |
誕生花 | 12月5日 |
開花時期 | 8月、9月 |
キク科ブタクサ属の北アメリカ、メキシコ北西部原産の一年草。日本に明治時代初期に持ち込まれ、第二次世界大戦後に全国に広がったとされ、空き地、河川敷、道端などで30cmから100cm程度まで成長した様子を見かけることができます。現在は、アメリカ大陸、アジア諸国、オーストラリア大陸などで生息していますが、日本と同じように外来種とされています。
日本語名は英語の「家畜の豚(Hog)」「雑草(weed)」の日本語訳で、名前の由来は「豚が好んで食べた」との説や、アレルギー性花粉症の原因となる植物のため、蔑視の意味を込めて「豚」の名前が付けられたなどの説があります。アメリカでは4人に1人が、ブタクサを由来とする花粉症だと言われています。英語では「Ragweed(ぼろ切れの雑草)」とも呼ばれます。
学名はギリシア神話に登場する食べると不老不死が与えられる「アンブロシア」に由来しますが、実際のブタクサは食用には適しておらず、アレルギー性鼻炎、結膜炎、気管支喘息の要因とされ、外来生物法によって要注意外来生物に指定されています。
過去には同じキク科のセイタカアワダチソウが花粉症の要因として忌み嫌われましたが、セイタカアワダチソウは虫媒で、花粉は重く風で飛翔しないと考えられています。
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